2007.05.14

資本主義と欲求不満

 先日,某携帯電話メーカーの方とお話しさせていただく機会がありました。毎シーズン,様々な新機能を搭載した新しい機種が発売されていますが,私は常々,携帯電話は通話とメールができればそれで充分だと思っているので,そんなことをちょっとお話しさせていただきました。すると,その方は「携帯電話は,新しい機種を出した直後がいちばん売れて,だんだんと売れ行きが鈍っていくんです。だから期ごとに新機種を投入しないと,前期よりも売り上げが落ちてしまうんです」と教えてくれました。

 この話を聞いて「資本主義とは,人間の所有欲を刺激することで成立している経済システムなんだな」と痛感しました。消費者は望ましいと思われるモデルを提示され,それを所有したい(体験したい)という欲求を掻き立てられる。こうして消費者に所有(体験)願望を抱かせなければ,モノ(サービス)は売れない。すなわち企業は儲からないのです。

 裏を返せば「資本主義という経済システムに依存している限り,人間は所有欲を刺激され続ける」ということ。自社製品を売るために,ありとあらゆる策を講じてくる企業の巧妙な手口をかわして,欲求不満状態から無縁であり続けるのは,至難の業だと言えるでしょう。しかも,何かを所有(体験)しても,すぐまた次のターゲットが出現する--その永遠の繰り返しです。「フリーク(「マニア」「おたく」)」と呼ばれる人たちは,このサイクルにまんまとハメられた人たちを指すのかもしれません(決して他人事ではありません…)。そして「資本主義経済が肥大化するにつれて,我々の欲望も肥大化する」のかもしれません。

 それでは,どうすればいいか?その答えは,私にも残念ながらわかりません。どなたかいい方策があれば,ご教授くださいませ。

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2007.05.11

北原照久氏「元気の出る話」

 今日は「開運!なんでも鑑定団」でお馴染みの,北原照久さんの講演を聞いてきました。彼は年間170回も講演をしているんですって。すごく話好きな人で,話し出すと本当に止まらない!テレビで見ていた時と印象がだいぶ変わりました。経歴も全然知らなかったけれど,義務教育である中学を退学になったという,ものすごい経歴を持っていらっしゃいます(それでもちゃんと高校にも大学にも進学されています)。びっくり!

 北原さんはコレクターとして有名ですが,本も執筆されています。今日はご自身の著作に関するお話(宣伝?!)もたくさん出てきました。その中から「夢の実現--ツキの10カ条」という本に出てくる「ツキの10カ条」を書き留めておきます。

①プラス志向
②勉強好き
③素直
④いろいろなことに関心を持つ
⑤感動する
⑥感謝する
⑦ついている人と付き合う(ついている人と付き合うためには,自分の波動を上げる)
⑧親孝行をする(自分の誕生日に親にプレゼントを贈る)
⑨人をほめる(人間は誰かに認められることで,がんばれる生き物)
⑩「自分はついている」と思う

 それから「夢は自分ひとりだけでは実現しない」とおっしゃっていたのも印象的でした。人間は決してひとりで生きているわけじゃないし,ひとりでできることには限界があります。そういう意味で謙虚になって,他人様の力をありがたく借りることも大切なんでしょうね。

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2006.02.13

日本人男性は自己認識が甘い?!

 2月12日付の朝日新聞に,シニア夫婦の意識についての興味深い記事があった。シニア市場専門のコンサルティング会社シニアコミュニケーションズが昨年12月に実施した調査によると,「恋愛感情を持つ相手」について,50代男性の60%,60代男性の46%が「妻」を挙げている一方,女性で「夫」と答えたのは,50代で47%,60代で37%。しかも50代女性の47%,60代女性の58%は「誰もいない」と答えたとのこと。要するに50代女性は「夫に恋愛感情を持っている人」と「誰にも恋愛感情を持っていない人」が共に47%と同数で,残りの6%が「夫以外の異性に恋愛感情を持っている」ということになる。すでに50代が“視野”に入ってきた(?!)私としては,「50代になると,明暗くっきりだわねぇ」とまんざら他人事とも思えずに複雑な心境を抱いた次第。それがさらに60代になると,「夫に恋愛感情を持っている人」の37%に対して,「誰にも恋愛感情を持っていない人」が58%と,なんと20ポイントもの差をつけてしまうのだから,驚いてしまう。それが“現実”なのか…。
 
 しかも「妻以外の女性に恋愛感情を持っている」男性は50代で13%,60代で14%。つまり7~8人に1人の割合で存在することになる。この割合は50代女性の2倍,60代女性の3倍に及ぶそうだ。また「妻以外の女性に恋愛感情を持っている」男性に「妻に恋愛感情を持っている」男性を足した数,すなわち「誰かに恋愛感情を抱いている」男性は,50代で73%,60代で60%に達する。それに比べて女性は,50代で53%,60代で42%と,各年代で約20ポイントも水をあけられているのだ。よく「男性の方がロマンティック」と言われるが,「いくつになっても恋愛感情を抱いている」というのは,ある種の“ロマンティック”さの表れなのかもしれない。

 しかし,可笑しかったのは「愛されるためにどんな努力をしているか?」という問いに,「とにかく不潔にしない」と回答している男性がいたこと。「それって『愛されるための努力』なのかい?」と苦笑を禁じえないのは私だけではあるまい。女性の立場から言わせていただければ,それは愛されるための“最低条件”であって,本当に愛されたいのであれば,もうちょっと気の利いた“努力”をしていただきたいもんですわ。

 また2月2日付の朝日新聞の記事に「一目惚れの経験がある日本人男性68%で,世界平均の54%を上回る」。「73%でトップの中国,72%のメキシコに次ぎ,イタリアと並んで第3位」とあり,その理由を「不釣合いな相手を,恋の相手と錯覚する自己認識の甘いタイプが多いから」とかなり手厳しく分析していたので,思わず爆笑!

 殿方の皆様,ご自身の自己認識が適正かどうか,ぜひ一度冷静に客観視してみてくださいませね。

 ちなみに一目惚れの経験のある日本人女性は48%で,世界平均よりやや低いとのこと。日本人女性って,いろいろな意味でシビアなのかも。

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2006.02.12

パワフルって,魅力的♪

 昨日はステキなおばさま2人組にお目にかかりました。何がステキなのかと言うと,お2人とも実に行動的でパワフルなんです。

 お1人は70歳を越えていらっしゃるのに,年に3回は海外旅行をされていて,インドには3度も行っておられるわ,今度の4月にはカザフスタンに行かれるわ…と,お歳の割には(失礼!),ディープな場所を探訪されるのがお好きなご様子。それにものすごく直感の鋭い方で,競馬でけっこう当てているのだとか(←で,その配当金を旅行の資金にしているらしい)。競馬で当たるには「まず自分の体調が良くないとダメ。そうじゃないと直感が鈍るから」とのこと。私,競馬の道でこの方に弟子入りしようかと一瞬マジで考えました(笑)。

 もうお1人も60歳を越えていらっしゃるのですが,小柄でスレンダーな方で,黒いパンツスーツを颯爽と着こなすお姿がとてもステキ♪お孫さんが3人もいらっしゃるようにはとても見えない若々しさです。そしてこの方も非常にパワフルで,シャキシャキと場を取り仕切るお姿は,思わず「どこまでもついて行かせてください」と言ってしまいたくなるほどカッコイイのです。

 最近忙しかったせいで,エネルギー枯渇気味だった私ですが,昨日はこのお2人に前向きなパワーをたくさんいただきました。こういうプラスのエネルギーをお持ちの方とご一緒させていただくと,なんか「自分にもいい運気が巡ってきそう♪」っていう気になれるから不思議。←コレって,スゴイことだと思いませんか?

 それとプラスのエネルギーの持ち主には,ユーモアがあってよく笑う人が多い気がします。「笑う門には福来る」って言うのは,あながちハズレではないかも…。昨日も初対面で,かなり年齢差があるにもかかわらず,何度も爆笑しながら楽しいひとときを過ごさせていただきました。

 実は私も「ばけらったって,パワフルだよね」と言われたりすることがあるのですが,それって暗に「デリカシーに欠ける」と言われているみたいで,今まで素直に喜べた試しがなかったのです。しかし昨日,お2人にお目にかかったことで「パワフルって,魅力的♪」と心底思えました。やっぱり自分がパワフルじゃないと,他人にパワーを分け与えることはできないですもんね。まあ,パワフルっていうのは,なろうとしてなれるシロモノではないのかもしれませんが,私もこのお2人のように,いつまでも若々しく,他人にパワーを与えることのできるような人間でありたいとつくづく思いました。こういうステキな人生の大先輩方にお目にかかれて,有意義な半日を過ごせたばけらったでした♪

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2005.08.13

愛しのボビー♪

 更新が途絶えがちで,どうもすみません。そんなに忙しいわけではなく,単に夏休みモードというか,なんとなくサボリモードなだけですので(爆),ご安心くださいませ。

 さて,本日は趣向をガラリと変えまして,私の好みの男性のタイプについて書こうと思います(←誰も知りたくないってか?)。よく「芸能人で言うと,誰が好みのタイプ?」なんて話になったりしますが,コレには長年困っていたんですよね。別にルックスを軽視しているわけじゃないけれど,私,やっぱり相手の中身と自分との相性を重視してますから,芸能人で好みの男性を表現するのは至難の業だったんですよ。

 と・こ・ろ・が。とってもステキな人を見つけたんですよ~。その人とは……。

bobby  ジャーン!!それはボビー・バレンタイン氏です。そう,プロ野球の千葉 ロッテ マリーンズの監督さん。私,バレンタイン監督とはお話したこともないし,特にロッテのファンというわけでもありません。じゃあ,どうして彼が好みのタイプなのかと言いますと,第一に表情が豊かでとってもおちゃめ。そして人間的な温かさを感じさせるところがステキ♪ 日本人の中高年男性で,あんなに表情豊かで笑顔がチャーミングな人って,なかなかいないんじゃないかしら?バレンタイン監督には「一緒に生活したら,いつもハッピーな気分でいられそう。たとえ自分が落ち込むことがあっても,なんとなく救われそうな気がする」っていうイメージがあるんです。やっぱり笑顔がチャーミングで,人間的な温かさを感じさせる人は,老若男女を問わず魅力的ですよね。

 それでいて非常にやり手のマネージャーであるところが,またまたステキ♪ 10年前に,万年Bクラスだったロッテを2位まで引き上げたにもかかわらず,(敢えて書きませんが)誰かさんとの確執(?!)で,1年で解雇させられてしまったという過去がありながら,昨年から再びロッテの指揮を執ることになり,今年の交流戦では単独優勝,リーグ戦でも現在2位と好成績を挙げています。単なる人のいいオジサンなのではなく,野球の戦術にも人心掌握術にも長けていて,しかも球団改革のためにさまざまな提案を行うアイディアマンでもあるのです♪

 なんだか恋人のノロケ話のようになってしまいましたが,おちゃめで表情豊か。しかも人間的な温かさがあって,仕事においてもしっかり結果を出す--それがばけらったの理想の男性と言えそうです。高望み過ぎるかしらん?でも,どこかにそんな方がいらしたら,ぜひぜひご紹介くださいね♪よろしくお願いしま~す。(*^_^*)

 蛇足ですが,私,ジーコ監督もJリーグ発足時からずうーっと尊敬しております。ジーコのプレーを見なかったら,こんなにサッカーにハマらなかったと思うので,現在の私に少なからず影響を与えた人だと断言できます。単にプレーヤーとして偉大だっただけではなく,人間としての器の大きさを感じさせられるのです。「ジーコは運がいい」と言う人がいますが,それは彼の人徳や努力によるところが大きいと思われます。よく「天は自ら助くるものを助く」と言いますが,ジーコを見ていると,そういうドラマを感じることが多々あるんです(だからスポーツは奥が深い!)。「監督としての手腕が云々…」という人もいますが,そんなことは気にせずに,来年のワールドカップでも,ぜひ結果を出してほしいと心から祈っています。

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2005.08.04

Good Luck

goodluck  この本,1年くらい前にベストセラーになりましたよね。ブームに踊らされて何度も痛い目に遭ったことのある私は,最近では流行モノにはあまり飛びつかないお尻の重た~い人間になってしまったのですが,先日,実家に戻ったら,この本があったので,今さらながら読んでみました。

 ところで皆さん,運と幸運の違いは何だと思いますか? この本には「運は呼び込むことも,引きとめることもできない。幸運は,自らの手で作り出せば,永遠に尽きることはない。」と書かれています。そして「幸運を手に入れるためには?」というテーマについて,魔法のクローバーを探しに行く2人の騎士の寓話を用いて説明していきます。各章が「誰もが幸運を手にしたがるが,自ら追い求めるのは,ほんのひとにぎり。」「幸運が訪れないからには,訪れないだけの理由がある。幸運をつかむためには,自ら下ごしらえする必要がある。」といった箴言の具体例内容を示す寓話となっていて,寓話によって箴言の内容をヴィヴィッドにイメージでき,理解できるようになっているところが秀逸です。

 2人の騎士は共に「魔法のクローバーを手に入れるぞ!」という前向きな姿勢で努力していくのですが,同じような状況下に置かれた時のちょっとした考え方や行動の差で次第に明暗が分かれていき,最終的には正反対の結果にたどり着くことになってしまいます。寓話の体裁を取っているために,その子細が小学生でもわかるくらいの明快さで描かれていて,なるほどな…と納得させられることしきり。いろいろと反省させられることもありました。

 …というわけで,一読の価値はあると思います。1時間程度でサラッと読めますし。しかし「1,000円払って,手許に置いておきたいか?」と問われると,ビミョーだな~。ただ,この手の本って,一度読んだだけではなかなか日々の生活に反映させるところまでいかないから,立ち読みしたり,誰かに借りて読むだけでは,たぶん自分のモノにしきれないと思うんです。書かれている内容をきちんと実践できるかどうか--それが(この本に限らず)この手の本を読んだ意義があったかどうかの分岐点になるのでしょうね。この本から何かをつかんで,自分の言動や生活を変えるきっかけにできれば1000円なんて安いと言えますし,読んだ甲斐もあったというものでしょう。でも,この本を読んだ人のうち,何人がそこまで到っているのかなぁ?

 現状を変えるための何かのきっかけをつかみたいと思っている人は,読んでみるといいと思います……なーんて書いているってことは,私自身は全然実践できていないってことですよねぇ(呆)。

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2005.07.15

春夏秋冬理論

 神田昌典さんの「春夏秋冬理論」をご存知でしょうか?神田さんはカリスマ経営コンサルタントなのだそうです(私は寡聞にして存じ上げなかったのです)が,何千人もの人生相談をこなしてきた占星術師が感触を得た法則をベースに編み出した理論だそうで,「人生は12年でひとサイクルする成長カーブの連続である」というもの。そしてその12年を3年ごとに4分割して,それぞれ「春」「夏」「秋」「冬」という季節になぞらえている理論です。詳しくはこちらをご覧ください。

 こういうのを見ると,「私はどうなんだろう?」と気になりますが,こちらに生年月日を入力するだけで,自分の過去,現在,未来の季節を判定できます。ちなみに私は春生まれで,今年は夏の3年目。「自分の気持ちにふたをせず,勇気をもって解決する」時期だそうです。来年からは収穫の秋に突入だわ~。

 占いには「天中殺」だの「大殺界」だの「厄年」だの,人生の不調な時期を表す言葉が多いですが,「人生には好不調のバイオリズムがある」というのは,どうやら多くの占いに共通する考え方のようですね。この「春夏秋冬理論」を信じるかどうかはともかくとして,物事がうまく運ばないときや運が悪いときに「どうして私ばかりがこんな目に遭うのか…」と悲観的になる前に,「今はバイオリズムが悪い時期なのかも」と考えてみると,少しは気が楽になると思いますよ☆

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2005.05.31

あらゆる問題は

あらゆる問題は
自分が変わらなければ解決しない。
自分の態度や行動を変えるか
自分の考え方や信念を変えるか
自分のことばを変えるか

たとえ時間の力を借りるにしても,
あらゆる問題は
自分が変わらなければ
変わろうと努力しなれけば解決しない。

だから
周囲に責任をなすりつける人や,
何かと言い訳をして,現状を変えようとしない人は
永久に問題を解決できないのだ。

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2005.05.28

お金の貯まる人,貯まらない人

 世の中には,お金を蓄えることが好きな人と,お金を使うことが好きな人がいるそうです。
 
 よく「お金持ちにはケチな人が多い」と言いますが,そういう人たちは自分の欲しいものを手に入れたり,やりたいことを体験するよりも,お金そのものを保有していることに価値を見出しているのです。お金とは「自分の好きなことをできる力」を象徴するものですから,お金を貯めることで,その力が増強していくことに喜びを感じているわけです。「もっと自分をパワーアップしたい」と思っている点では,筋トレに精を出す人と通じるところがあるようにも思えます。ある意味,ストイックで精神的な喜びですね。このようにお金を使うことよりも,お金そのものを持っていることに価値を感じているから,お金が貯まっていくのです。

 その反対に,自分の欲しいものを手に入れたり,やりたいことを体験することの方に喜びを感じる人は,お金を使ってその対価を得ることに価値を感じているので,なかなかお金が貯まらない。そういう人たちが「お金が欲しいな…」と言うのは,すなわち「自分の欲しいものを手に入れたり,やりたいことを実現したいな」ということを意味していて,決してお金そのものを手許にずっと留めておきたいと思っているわけではないのです。あくまでも「お金は使ってナンボ」と考えている。

 要するに,「お金」=「自分の好きなことをできる力」を蓄えることと,行使することのどちらに喜びを感じるか--この価値観の違いがお金が貯まるか貯まらないかの分かれ目になるわけです。

 皆さんはどちらに当たるでしょうか?お金(=力)を蓄えることが好きですか?それともお金を使って,自分の願望を叶えることが好きですか?--そういう視点から自分を見つめ直してみると,また1つ新たな自己発見ができそうですね。

 ちなみに「お金は汚いもの」と思っている人は,当然ながらお金と疎遠になってしまうそうですよ。お金は上述したとおり「自分の好きなことをできる力」を秘めていて,金額が多くなるほどそのパワーも強くなる。しかしそのパワーは本来極めてニュートラルなもので,プラスに使うかマイナスに使うかはその持ち主次第なんです。ただし,パワーが強くなるにつれて,周囲に様々な思惑を引き付けますから,持ち主がしっかりしていないと,誤った使い方をしかねないという危険性を孕んでいることは確かです。ですからお金とは賢く付き合って,良好な関係を築いていきたいですね。

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2005.05.26

ドラマティックな人生

 昨日,サッカー友達のMさんとお食事しました。すごく面倒見のいい温和な方で,ばけらったは何かにつけてお世話になっているのですが,ここ数年の彼の人生はジェットコースターのような激しいアップダウンの連続だったのです。

 ばけらったが初めてMさんに会ったのは,5年くらい前のこと。その時,彼は盲腸の手術をした直後でした。ま,盲腸の手術なら別に珍しくありませんが,それを皮切りに大事件が目白押し。自分が外出している間に,自宅が漏電のために火事になってしまい,直ちに引越さなくてはならなくなったり,胃がんになって胃の2/3を摘出することになったり,totoでウン千万円が当ったり……と,ほとんどの人間が一生かかっても遭遇しないような出来事を,ここ数年の間に怒涛のように経験しているのです。

 こういう人生をどう思われますか? トータルしてみれば,決して悪いことばかりではなく,実に濃厚でドラマティックな人生だと言えると思います。しかし,予想もしないような災難に突如見舞われた時には,さぞかし苦しかったことでしょう。それをことあるごとに前向きに切り替えて進んできたところに,Mさんの並々ならぬ精神的な強さを感じます。

 それにしても,Mさんばかりがどうしてこうした事件に巻き込まれるのか,とても不思議に思えたのですが,合間に起きた小さな出来事をつなぎ合わせていくと,彼の人生には運命的な必然性があるように感じられました。あたかも神様が「あなたはこういう道を進みなさい」と導いてくれたかのような,不思議なめぐり合わせがいくつも存在するのです。ちなみにMさんは,この3月に19年間務めてきた職場を辞めて,現在は(totoで当ったお金を元手に)新たな道に進むべく準備中なのですが,紆余曲折を経て,彼がこうした道を歩むことになったのは,必然的な成り行きなのだなと心の底から納得することができました。

 こんなMさんの波乱万丈の人生に引きかえ,ばけらったの人生は平穏そのもの。このブログを読んでいただければおわかりになるとおり,日々バタバタしているとは言え,取り立てて大きな変化のない,まったりとした毎日です。「もっとおもしろいことが起こらないかな~」と思うことはありますが,軟弱なばけらったには大事件が立て続けに起こるような人生は負担が大きすぎて,とても精神的に乗り越えられそうにありません。やっぱり,ばけらったには「現状維持」がいちばん相応しいのかなぁ?

 Mさんのような波乱に満ちた密度の濃い人生と,ばけらったのような平々凡々な人生--あなたはどちらがいいですか?

 「でも,自分の人生が気に入ってるんだ」。Mさんは静かに微笑みながらそう言いました。こんなドラマティックで濃密な人生を送っていると,人生観も自ずと変わってくることでしょうね。そして,こうした貴重な経験の数々が今後のMさんの大きな糧となっていくに違いありません。

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